「Hunt a boy」2〜4日目
レベル分けテストは思っていたより難しかった。簡単なものかと思っていたら、TOEICレベルのテストで驚く。
自分のできなさにも驚きながら、3時間のテストを受ける。そのあとはガイダンスだ。
私はイングリッシュネームをLilyに決定。ハリーポッターが好きだからだ。
学校の人種比率は3割韓国人、2割日本人、2割中国人、その他モンゴル人、台湾人、ベトナム人、サウジアラビア人といったところだ。
日本人は大学生が8割、社会人が2割。社会人は看護師さんが多かった。
私はレベル1に振り分けられ(レベルは10まである)、2日目から早速授業だ。
授業は1日9コマ。ワンツーマンが5コマ、グループ4コマ。加えて毎日最後に確認テストがある。結構疲れる。
ところで、心配していたルームメイトとの生活だが、思ったより快適だ。
学生ながら彼女たちは大人で、とても優しい。
しかも二人ともレベル6なので、流暢な英語で私に話しかけてくれる。
ワンツーマン授業では何回も同じ質問をされて、正しい文法で回答できるように練習する。
授業のおかげか、4日目で文章で話せるようになってきた。最初は単語でしか回答できなかったのに!
1〜3日目はルームメイトと同じ部屋にいるのを避けるようにしていたが、若干話せるようになってきたことで、徐々に会話が増えた。
ティアラはどうやら好きな子がいるらしい。
いつの時代も女同士が仲良くなるにはガールズトークが必要だ。
「Lily、Do you have boyfriend?」
「No、But I want」
「Oh!So we should hunt a boy!!!」
「Hunt….」
「Hunt!!!」
男の子をHuntするとはなかなか良い姿勢だと思う。受け身の私とは正反対だ。見習おう。